「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年9月12日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
執筆している記事には旅行やお出かけがテーマとなっているものが多く、新型コロナウイルス感染症との兼ね合いは常にジレンマとして付きまといます。幸い第5波は収縮段階に入っているようで、地域差はありますがワクチン接種は若年層へと広がっています。「明かりは見え始めている」という菅首相の言葉に疑念を抱く人が多いのは仕方ありませんが、本当にそうであってほしいという願いは確かにあります。
5位: 【特集】おすすめ6選! 四国DCのおトクなきっぷ 注目は「デジタル」「破格レンタカー」
2021年10月〜12月に開催される「四国デスティネーションキャンペーン(DC)」。鉄道旅プランニングのお手伝いとなるよう、記事では四国島内のフリーきっぷ4種と、京阪神エリアなどから使える往復タイプのきっぷ2種について内容を解説しています。
「しこくるり」「setowa」という2つのスマートフォンアプリを使うと、四国4県全域のフリーきっぷが紙のきっぷよりも1,000円お安い価格で購入することができます。9月まで開催の東北DCでも「TOHOKU MaaS」のデジタルチケットが重要パーツとなっており、旅のデジタル活用がじわり浸透してきています。24時間2,000円というレンタカー「破格」プランにも注目です。
4位: 上越新幹線 オール2階建て「Max」臨時列車を追加 ラストラン最後の週末にも JR東日本
24年間の現役生活をまっとうし、2021年10月1日(金)で定期運行ラストランを迎えるのが現存する国内最後のオール2階建て新幹線「E4系Max編成」。上越新幹線で定期列車10往復が運転されていますが、9月の三連休と最後の土日に計10本、東京駅〜新潟駅間で「Maxとき」の臨時列車が追加設定されることになりました。
JR東日本は専用の公式サイトでこれまでの功績やエピソードを振り返りつつ、オリジナルグッズの発売や各種イベント開催でラストランの機運を盛り上げています。今回の臨時列車の追加設定は、最後の花道をできるだけ多く作ってあげたいという、親心の現れであると解釈してもいいのではないでしょうか。
3位: 「USJ」1日パス+新幹線・特急がセットでおトク 2商品を2022年3月まで延長 JR西日本
「そろそろ行きたいな」と思っている方に朗報です。JR西日本は、山陽・九州・北陸エリアから大阪までの新幹線・特急列車往復と、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「1デイ・スタジオ・パス」がセットになったおトクなきっぷ2種類について、設定期間を延長しました。
2022年3月まで利用できるのは、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ワクワクきっぷ」「同スーパージョイきっぷ」で、後者は話題のエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の入場確約券も付いています。有効期間中は大阪自由周遊区間のJR線が乗り放題となります。USJでもらえる「ラゲッジタグ」はJR西日本限定のオリジナル品です。
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